あきた和弓会の発足
あきた和弓会とは、高校・大学弓道部の卒業者で弓道を再開したい方々の受け皿となる弓道会を目指し、更に弓道人口の底辺拡大、弓道の普及振興・社会文化の進展に貢献することを目的に秋田中央高校(旧秋田市立高校)弓道部OBの故 小林勲(前あきた和弓会会長)が、市内在住の弓道愛好家に呼びかけて日本の伝統文化である「弓道」の修練を通じ「楽しく豊かな人生の構築」を主眼として、平成25年4月に発足した弓道会です。
創設者&創立メンバーの想い・伝えたい言葉
会の目的は、弓道の真・善・美の探求、会員相互の協調、自己啓発・自己の心身鍛練による人格の向上であり、その理念は弓道修練を通じ楽しく豊かな人生を構築することです。
弓道が大好きな人が集い楽しく弓を引く、その中で品格ある射法・射技を学び人格向上を図るということです。つまり皆で弓道を楽しむために皆で準備し、皆で弓を引き、皆で片付け、皆で運営する愛好会ということです。
指導できる人が率先しつつも皆で教え合う、皆で助け合い平等という考え方です。その教え合うというところに怒ったり、糾弾するという指導はありません。
弓道の伝統を継承しつつも寛容と慈愛をもって教え合い、弓道を人生を楽しみましょう。
運営理念
伝統ある弓道の尊重・継承を基本としつつも、その道の探求・進歩等を実現すべく、新たな工夫、変化、提案等を受け入れる柔軟性を包含し、かつ開放的な運営を理念としています。
運営方針
1. 礼に即した品格ある射技・射法・体配の修得(称号&段級の取得)。
2. 弓道競技力の向上(各種試合への参加&優勝を目標)。
3. 人材育成(仁徳・人望を備えた弓道人養成並びに新部員の募集)。
4. 弓道連盟(全国、県、市)等への協力等。
会長あいさつ
あきた和弓会第4代会長
錬士六段 佐々木 哉子
あきた和弓会は、本年(2022年時点)おかげさまで設立10周年を迎えることができました。多くの諸先生や弓仲間のご指導、ご支援をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
この間、残念なことに初代会長、のちの師範でありました小林勲先生はじめ保坂正樹さん、藤枝ひろ子さんが鬼籍に入られ、これからのご活躍を期待される中で大変残念な事でした。
一方で、小学生から一般まで様々な会員が入会し、順調に昇段し、また県内外で好成績を収めるなど活躍する姿っは全会員にとって嬉しく、良い刺激になっているものと思います。
コロナなど思いがけない状況が続き、練習環境も多少変わりましたが、日常の中に弓道がある幸せを心に留め、各会員が目指す方向で輝けるよう願っております。
次の10年がより良い時間となりますよう一層のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。